より使いやすく」をテーマに、2つ質問と新しい提案をさせていただきました。これをきっかけに、あわら市がより豊かになるための取り組みが始まることを期待しています。
公共交通機関（2次交通について）
公共交通機関のサービス品質と利便性を向上させるため、一般質問を行いました。あわら市の公共交通は、大きく生活向けと観光向けの2つのサービスに分かれています。これらのサービスについて、市民の皆様から多くの意見が寄せられています。
例えば乗合タクシー（デマンド交通サービス）について。あわら市のデマンド交通サービスは他自治体にも参考にされるほど優れています。利用者の負担率を24％に抑えることで低価格を実現し、多くの方に利用されています。しかし、利用率が高いことによる課題も生じており、いくつかの苦情も寄せられています。
これらの課題に対応するため、今回は一般質問よりも職員との事前協議を重視しました。事前協議で問題点や改善点を明確にしてから議会での一般質問を行うことで、サービスの改善がより迅速に進むと考えたからです。実際この協議を通じて、多くの課題が浮き彫りになり、それらの課題に対する解決策が検討されました。また、来年2月より始まる新サービスや、民間交通とのバランスに関しても協議が行われ、広域連携を行うための手法に関して課題共有と道筋が見えてきたように思います。
今後も住民の皆様や観光客の皆様にサービスをご利用いただき、ご意見を伺いながら、サービスの向上に取り組んでいきたいと考えています。あわら市の交通サービスをより良くしていくために、皆様のご意見をぜひお寄せください。
はぴコインについて
11月から始まった地域通貨「はぴコイン」に関連して、プレミアム商品券の発行や子育てポイントの配布が注目されています。地域経済と生活支援に大きな効果をもたらしているこのような施策がさらに使いやすく便利になるよう、県へ強く要望を伝えるための一般質問を行いました。
私たちは、ボランティア、福祉、経済対策といった「はぴコイン」の活用方法をよく理解していますが、県による活用のための施策は十分とはいえません。また、持続的な事業運営には予算が必要ですし、多くの皆さんに使っていただくためには、わかりやすいシステムである必要もあります。今後のシステム改善を含めて、市長や県議会議員と連携して県に「はぴコイン」事業への要望を伝え、あわら市や地域のさらなる発展を目指します。
あわら市の経済活性化は、「はぴコイン」の効果的な使用と人の流れを通じて実現されます。暮らしやすいあわら市が実現できるよう引き続き尽力してまいりますので、皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
