子どもの遊び場整備は本当に無駄か?10億円の真実

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―10億円の「無駄」ではありません―

「10億円もの無駄な事業だ」
そうした指摘がありますが、これは事実とは異なります。

今回の事業で、子どもの遊び場として整備する費用は約3億4千万円です。
残りは、老朽化した建物の長寿命化や設備更新にかかる費用であり、
この場所に遊び場を整備しなくても、いずれ必ず必要になる工事です。

しかも、建物の大規模修繕には、
これほど有利な補助制度が使える機会は多くありません。
現在もこの建物には子ども園が入っており、
安全面・機能面から見ても、対応は急務でした。

「やめれば10億円が浮く」
そういう話では、そもそもありません。

市民の声を、どう受け止めるのか

この事業は、行政の思いつきで進められたものではありません。
市民アンケートを実施し、子育て世代の声を受け止めた上で、場所も含めて検討してきました。

「もっといい施設を、別の場所に」
そうした意見があることも理解しています。

しかし、

  • 市民の要望を確認せず
  • 財源の裏付けも示さず
  • 「私ならもっといいものができる」と言うだけでは

責任ある判断とは言えないと、私は考えています。

なぜ、この場所なのか

この場所には、すでに子ども園と子育て支援センターがあります。
ここに遊び場機能を加えることで、

  • 子どもが安心して遊べる
  • 親同士の交流が生まれる
  • 不安や孤立を感じやすい子育て期を支えられる

子ども関連機能を一体的に支える拠点になります。

小学校低学年を主な対象とした施設であるため、
子どもたちは必ず親御さんと一緒に訪れます。
子どもの元気さやたくましさは、
親が安心できる環境があってこそ育つものです。

財政的にも、最も合理的な選択

事業費は全体で約10億円規模ですが、財源構成は明確です。

国の「第2世代交付金」により約5億円、
全天候型屋内施設整備として県補助が1億円。
残りは過疎対策事業債を活用し、その約70%が交付税措置となります。

結果として、市の実質負担は約1億円程度に抑えられます。

これだけの補助制度を組み合わせられるのは、今しかありません。
将来、別の場所に新設すれば、
新設費用に加えて、既存施設の修繕費も必要となり、
市民負担は確実に増えます。

市議会議員として、賛成した理由

私は、この事業に
あわら市議会議員として賛成しました。

理由は3つです。

1つ目は、財政的に最も合理的な判断であること。
2つ目は、一刻も早く、子どもたちに必要な環境を整えること。
3つ目は、市民アンケートで示された要望に応える計画であること。

感情論でも、対立でもなく、
数字と現実、そして市民の声を踏まえた判断です。

子育ては、ひとりじゃない

子育ては、家庭だけで背負うものではありません。

行政、民間、地域が連携し、
このまちに住む子ども、
このまちに生まれてくる子どもを、
安心して、たくましく育てていく。

そのための拠点として、
この子どもの遊び場整備は位置づけられています。

第2世代交付金に込められた意味

国の補助制度である「第2世代交付金」。
私はこの言葉に、**「つながるあわら」**という意味を重ねています。

おじいちゃん、おばあちゃんから、
おとうさん、おかあさんへ、
そして、これからの子どもたちへ。

世代を超えて受け継いできたこのまちを、
次の世代へ手渡していくために、
子どもと未来のため、この補助金を全力で取りに行きました。

使える制度は最大限活用し、
将来世代に過度な負担を残さない。
それが、今を生きる私たちの責任です。

未来につながる判断として

子どもたちの成長と、
あわら市の財政の両方に責任を持ちながら、
私はこの判断に、覚悟をもって取り組んでいます。

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