産業建設教育常任委員会 報告

令和2年度の決算審査を行いました。

内容は、事業内容・今後の方向性・決算資料です。約650頁を隅々まで読み込みました。事前に調べなければならない部分も複数あり、行政の事業内容を深掘りする意味で有意義な議案書でした。

とくに注目したのは、今後の方向性の部分です。この方向性の部分は次年度の予算に反映されてくる部分でもあり最も重要です。その議案書を読み込んだ上で、疑問に思う部分、市長の考え方を聞きたい点に関して、委員会で質問しました。

建設課 道路等の補修に関する統計データに関して

道路等の補修に関する統計データに関して多くの予算を新幹線開業に向けた事業に充てていることから、道路等の高寿命化や補修等に充てる予算が限られています

効率的な予算配分や運用が行われているかの確認を行いたかったため、根幹となる統計データが取られているか運用はどうなっているかを問いました。

担当課より、統計管理を本年度よりはじめたとの回答がありました。今年から?と追求したいところですが、職員が気づき、運用を開始したということで、そこを評価するに留め、委員会後に担当者とさまざまな話をしました。

自分達で得た、または住民から寄せられた情報が元となり、統計データを更新し続けることによって、客観的に判断できる材料となれば、さらに効率のよい予算の使い方や計画的運用が可能になると思われます。

私自身も、統計をデータベース化するのは得意分野でもありますので、協力していきたいと思います。

観光振興課 観光として力を入れている部分はどこか?あわら市が保有する観光資源で最も強みのある部分はどこか?

議案書の内容から残念ながら読み解くことが出来ませんでした。

私の考え方として、他と比較して強い部分で勝負をする、観光資源に置き換えるなら、他の市町と比べて優位性のある部分に資源を集中的に投入する方法が、最も効率のいい方法だと思われます。

この問いに答えを見つけて臨みましたが、担当課からは非常に広い範囲の回答が行われました。ただ、市長の答弁には盛り込まれていたのも事実です。この内容は、これから先に進む上で非常に重要なポイントになります。私の持っている答えが最良の回答だと自身を持って言えるには、もう少しリサーチが必要なことも事実です。

携わる方の頭の片隅に、このまちの観光資源の優位性が何所なのか?そういう視点をもつことによって、新たな発見が生まれ、戦略を共に実行していきたいと思います。

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