文化祭に行ってきました|みんなで育てる、あたたかなまちの力
地域の文化祭に行ってきました。
会場いっぱいに広がる作品や演奏、子どもたちの笑顔。どれも一生懸命で、見ているこちらまで元気をもらいました。準備や運営に携わった皆さん、本当にお疲れさまでした。
花と心が咲く展示
いけばなの作品は、花の美しさだけでなく、飾り方や空間の使い方まで工夫が感じられました。黒い花器と葉の緑、パンパスグラスの柔らかい動き。どれも季節の息づかいを感じます。
何より、「丁寧に活けたい」という想いが伝わってきて、思わず足を止めました。

絵や陶芸から伝わるぬくもり
絵画や陶芸の展示では、日常の何気ない風景が生き生きと描かれ、作品を通して作者の人柄が伝わってきます。
特に、土の質感を活かした陶芸作品や、水彩の柔らかな色合いには、長年続けてこられた方の“積み重ねの力”を感じました。
ステージに響く拍手と笑顔
ステージ発表の時間になると、会場の空気がぐっと明るくなりました。合唱やダンス、太鼓、フラダンス、そして子どもたちの歌声。どの演目にも「練習してきた時間」がしっかり刻まれていて、観客から大きな拍手が起こります。
舞台の上では一人ひとりが輝き、客席では家族や友人がその姿を温かく見守っていました。
この瞬間こそ、まちの文化の力を感じるひとときでした。
子どもたちの作品に微笑む
防犯ポスターや作文など、子どもたちの作品もたくさん展示されていました。
どの絵にも「伝えたい」「描きたい」という気持ちがあふれていて、本当に微笑ましい光景でした。文化でもスポーツでも、自分の得意なことを一生懸命に頑張る姿は、何より素晴らしいと思います。

そして、感じたこと
文化祭は、誰かのためにではなく、みんなで楽しむ日だと思います。
誰が偉いわけでもなく、ここに住む一人ひとりがこの土地を支える功労者です。
作品をつくる人、観る人、支える人——そのすべてが、このまちの文化を育てています。
来年もこの時期に文化祭が開催されます。
同時に、あわら市への功労をたたえる表彰も行われます。
これからも、子どもたちの成長を見守りながら、誰もが活躍できるまちを、みんなでつくっていけたらと思います。
来年も、この文化祭が地域の皆さんの“挑戦の舞台”になることを心から願っています。
