小学校・中学校の学習環境と学習指導要領の実施について(一般質問)

全文(議会録より)

質問者 青柳篤始

教育関連に関して2つ質問させていただきます。

 まず最初に、小学校、中学校の学習環境と学習指導要領の実施について質問させていただきます。
 各学校が教育課程の編成をする基準として学習指導要領があります。このことにより、日本中どの地域に住んでいても一定水準の教育を受けることができます。
 この学習指導要領ですが、10年ごとに改訂が行われ、令和2年には小学校、令和3年には中学校、令和4年には高校と、「生きる力 学びの、その先へ」をテーマに改訂されています。
 しかし、学習指導要領はあくまでも方針の共有であり、最低限の基準をクリアした上で、各学校、地域がそれぞれに合った教育課程を決定、実行するように、地域や学校に判断を委ねられているとも言えます。
 そこで質問です。

 今回の改訂におけるカリキュラムの大きな変更点とその運用状況について、答弁をお願いいたします。

教育長 甲斐和浩

ただいまのご質問にお答えいたします。

 まず学習指導要領ですが、今ほど議員がおっしゃいましたように、全国のどの地域で教育を受けても一定水準の教育が受けられるようにするために、国が学校教育法等に基づき各学校で教育課程を編成する際の基準を定めたものです。

 これまでの改訂の状況を見ますと、平成元年度の改訂では小学1、2年生で生活科が新設され、平成10年度の改訂では小学4年生から6年生まで総合的な学習の時間が新設されました。また、平成20年度の改訂では小学5、6年生に外国語活動が導入されました。

 今回、平成29年度に改訂された新しい学習指導要領では、小学校が令和2年度から、中学校が令和3年度から完全実施されております。

 この改訂の大きな柱は、小学校5、6年生の教科に外国語が新設されたことです。これにより、これまで5、6年生で実施されていました外国語活動は、新たに3、4年生で実施されることになりました。

 次に、本市における実施状況ですが、小学校の外国語では、これまでも英語担当の教員やALTを配置して外国語授業の充実を図ってまいりました。令和2年度からは、教育委員会に配置した英語教科指導員が各学校を巡回し、授業の組み立て方や進め方をアドバイスしたり研修会を開催するなど、教員のスキルアップを図っています。

 また、今回の学習指導要領の改訂では、そのほかの重要事項として主権者教育や消費者教育、防災・安全教育の充実に加え、プログラミング的思考を育成するための情報活用能力の育成、さらに社会教育団体との連携による部活動の持続可能な運営体制の構築などが盛り込まれました。

 これらを着実に実施していくためには、学校だけではなく、家庭や地域社会とこれまで以上に連携して取り組んでいく必要があると考えております。

質問者 青柳篤始

今、部活動が変わる、地域教育団体との連携というキーワードがありました。恐らく中学校の部活動が変わるのだろうと思います。

 そこで、これからのあわら市が部活動改革をどのようにつくり上げていくのか、その方向性と具体的なスケジュールをお聞かせください。

教育長 甲斐和浩

中学校の部活動についてのご質問ですが、まず、部活動は多様な生徒が活躍できる場であります。そして、教科学習とは異なる集団での活動を通じた人間形成の機会でもあります。豊かな学校生活を実現する大きな役割があります。

 しかし、現在、生徒が活躍できる場であるはずの部活動が少子化の影響で縮小傾向にあります。本市の中学校でも部活動の種類が減少したり、少人数での活動になったりしております。

 このような中、国においては令和5年度以降、休日の部活動を段階的に地域に移行することとしております。県内では、今年度から文部科学省のモデル事業として3つの市町が取組を始めております。鯖江市ではサッカーやバドミントンなど5つの部活動を総合型スポーツクラブが担当しています。敦賀市では4つの中学校の吹奏楽部を市民吹奏楽団のメンバーが指導に当たっております。また、美浜町では県ボート協会がボート部の受皿となっております。

 こうした状況を踏まえますと、本市におきましてスポーツ協会、あるいはスポーツ少年団、あわらトリムクラブなど関係団体と連携を図り、令和5年度から段階的に社会体育において部活動を受け入れられる体制を構築していきたいと考えております。

 このためには、各種スポーツ団体の指導者や教員などのほか、地域で専門的な知識や経験を持つ方々をメンバーとして組織する検討委員会を早ければ年度内に立ち上げ、保護者や地域の皆様にご協力をいただきながら、これまでどおり子どもたちが様々な部活動が行えるよう協議を進めたいと考えております。

質問者 青柳篤始

令和5年度の中学生から変わるということで、今の小学校5年生になるんですかね、から変わるということで、ぜひとも子どもが少ない中で、より多くの選択肢を子どもたちに与えられるような、そういった改革、中でも地域との連携という部分で非常に重要性を今お聞きして感じましたので、健康寿命を延ばすというあわら市の目標もあります。その中で、部活動改革には関係のない市民はいないということを思っていただいて、それ以外の市民の方のご協力もぜひともお願いいたします。

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