あわら消防団による火災防ぎょ訓練が行われました
春先らしい穏やかな陽気のもと、あわら消防団の皆さまによる火災防ぎょ訓練が行われました。
今回は「落雷により御簾尾ふれあい会館から出火し、強風によって周囲の建物へ延焼が拡大する」という想定のもと、加えて熊坂川の水位上昇による氾濫の危険にも備えるという複合的な訓練でした。
現場では、消防団の皆さまが連携を取りながら迅速に動かれ、その確かな技術と判断力に、ただただ頭が下がる思いでした。
あらためて、日頃の地道な訓練の積み重ねの大切さを感じさせていただきました。
火災と向き合う姿勢に学ばせていただいています
今年に入ってから、山火事や住宅火災など、各地で火災に関する話題を耳にする機会が多くなりました。
私もこれまで、消防団の方々から現場のご苦労や心がけなどを伺う機会をいただき、その備えと使命感に深い敬意を抱いております。
地域を支える一人として、改めて「もしものときに、私たちはどう備えるか」――そんな問いを胸に刻んだ訓練となりました。
日々の暮らしから、防火の意識を
火災の原因の多くは、私たちの日常生活の中に潜んでいます。
たとえば…
- コンセントまわりのホコリの放置
- 寝たばこ
- ストーブの近くに燃えやすいものを置いてしまう
- 調理中のガスコンロの火の消し忘れ
どれも、ほんの少しの意識で防げることばかりです。
私自身も、今一度見直してまいりたいと思います。
これからの季節は空気が乾燥し、風も強くなる時期。
地域の皆さまと共に、火の取り扱いには十分注意してまいりたいと存じます。
「監視手」としての意識を地域ぐるみで
火災から地域を守るには、消防団の皆さまだけでなく、**私たち一人ひとりが「火の用心の見張り役」**であるという意識が欠かせません。
日々の生活の中で、お互いに声をかけ合い、異変に気づいたときには迷わず行動することが、火災を未然に防ぐ第一歩になります。
消防団の皆さまが懸命に活動してくださっているからこそ、
私たちも日頃の暮らしの中で、小さな備えを怠らずにいたいと改めて感じております。
現在、あわら市では消防団員を募集しています。
地域を守るこの大切な活動に、関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ市役所や地域の消防団へお声がけいただけたら幸いです。http://www.reihoku-fd.jp/syobodan/syobodanbosyu.html
それぞれの生活に合った関わり方があり、無理のない形で地域に貢献できる仕組みも整えられています。
今後も、このような訓練の様子や学びを通じて、少しでも多くの皆さまに防火への関心を深めていただけるよう、情報を届けてまいります。
どうか皆さまも、火の元にご注意いただき、地域で声を掛け合いながら安全な暮らしを守ってまいりましょう。



