大鳥神社の春の例大祭|地域の絆を感じる祈りの時間

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大鳥神社 春の例大祭が執り行われました

毎年4月11日は、大鳥神社の春の例大祭の日です。
私も、可能な限りこの大切な日に参列するようにしています。

今年も無事に、例大祭が執り行われ、あわせて祈願もしていただきました。
祝詞の中にあった一節一節が胸に響き、自然と背筋が伸びるような思いになりました。
地域のご年配の方々が、いつもより少し背筋を正して神前に立たれる姿に、心が洗われるような気持ちになります。

神事が進む中、祝詞が響くと、境内に一層の静けさが広がり、まるで空気そのものが神聖なものに包まれるような感覚になります。
風に揺れるのは、大鳥神社のご神木——大きな銀杏の木。
これからの季節には青々とした葉を広げ、境内にやさしい日陰を作ってくれることでしょう。
この場所に流れる空気そのものが、地域の誇りであり、安心なのだと感じました。

当日は近所の方々もたくさんお参りに来られ、久しぶりにお目にかかる方の姿もありました。
高齢の方も多く見られ、皆さんと共に静かで豊かなひとときを過ごすことができたのは、本当にありがたいことでした。

神社を町内で守っていくことは、簡単なことではありません。
私たちの町内も決して大きな規模ではなく、神社の管理や維持にはさまざまなご苦労があります。
草刈りなどの手入れはもちろん、必要に応じて補修なども行いながら、少しずつ、時代に合わせた形で残していきたいと考えています。

次の世代に、負担としてではなく、「この場所があってよかった」と思ってもらえるように。
氏子の一人として、できる限りの協力を重ねてまいります。

静かに続いていく営みの中に、地域の絆や祈りの形がある——
そんなことを思いながら、神前に手を合わせました。

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