竹田川河川改修についての報告
先日、竹田川の総会に出席してきました。この総会は、坂井市とあわら市が合同で進める河川改修事業に関する重要な協議会です。会の中では、監査報告を行い、事業の進捗状況について話し合いました。
事業の概要と目的
この事業の目的は、近年激甚化する自然災害から洪水リスクを軽減するための対策を講じることです。具体的には、川幅の拡張や堤防の決壊リスクを低減する工事を行っています。これにより、地域住民の安全を確保し、災害による被害を最小限に抑えることを目指しています。
三国の成功事例
総会の中では、三国地域の過去の工事に関する報告もありました。県議会議員の方から、過去の工事により三国は洪水の不安から解消されたというお話を伺いました。この成功事例は、今回の竹田川改修事業にとっても大きな励みとなります。
角屋部分での工事
現在、あわら市角屋部分で工事が進行中です。工事の規模が大きいため、進捗は徐々にではありますが、確実に前進しています。地域の皆さまのご理解とご協力に感謝しつつ、さらに安全で安心な地域づくりを目指してまいります。
コンクリートジャングルと水位の変化
現代では、都市部だけでなく、地方の町でも排水環境が大きく改善されています。街中の雨水はかつてない速度で川に流れ込みます。そのため、過去の川幅の計算では想定外のスピードで水位が増すことが多くなっています。
ダムだけではない対策
「ダムがあるから大丈夫」と思うのは過去の常識です。今では、毎年のように過去最大の水位が更新されており、ハザードマップを見直すことが重要です。過去の常識が通用しない現代において、命を守るためには新しい情報と対策が不可欠です。
市民への情報提供の重要性
整備を進めることはもちろん重要ですが、現状を正確に把握し、市民の皆さまに適切な情報を提供することも同様に大切です。過去の常識を捨て、新しい対策を講じることが命を守る上で最も重要です。
まとめ
竹田川河川改修事業は、地域の安全を守るための重要な取り組みです。備えることの大切さを市民の皆さまに伝えつつ、確実に事業を進めていくことを誓います。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。