地震が起きたら、あなたはどう動きますか?|あわら市「防災出前講座」を地域や団体で活用しませんか
「もし、今ここで地震が起きたら、あなたはどう動きますか?」
そんなことを考えたことはありますか。
避難場所は知っている。
ハザードマップも見たことがある。
防災用品も、ある程度は準備している。
でも、本当に災害が起きたとき、
誰に連絡するのか。
どこへ避難するのか。
地域では誰が動くのか。
支援が必要な人をどう守るのか。
そこまで考えると、「分かっているつもりだったけれど、実際には分からないことがある」と感じることも少なくありません。
防災についての考え方や備えは、過去の災害から学びながら少しずつ変化しています。
昨日まで「これで大丈夫」と思っていたことが、今日では見直されることもあります。
だからこそ、一度学んだから終わりではなく、今の自分たちの地域や団体に置き換えて考えることが大切です。
あわら市では、市の職員が地域や団体へ出向き、防災について一緒に考える**「防災出前講座」**を実施しています。
4人程度の小さな集まりからでも始められます

「防災講座というと、大人数を集める必要があるのでは?」
そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、あわら市の防災出前講座は、申し込む団体や人数に条件はありません。
昨年度は、4人程度の小さな集まりから、100人を超える講座まで実施されています。
対象も、
- 区
- 自主防災組織
- 子ども会
- 婦人会
- 老人会
- 各種団体
- 事業所や会社
など、幅広く活用されています。
「まずは役員だけで話を聞いてみたい」
「地域の集まりの中で防災について考えたい」
そんな小さな一歩からでも、防災は始められます。
また、講師料などの費用は基本的にかかりません。
開催日時についても、団体の都合に可能な限り合わせて対応していただけます。
そもそも自主防災組織とは?
「自主防災組織」という言葉を初めて聞く方もいるかもしれません。
自主防災組織とは、災害が発生したときに、地域の住民同士で助け合うための組織です。
区を単位として組織されている場合もあります。
しかし、
「自分の地区に自主防災組織があることを知らなかった」
「名前は聞いたことがあるけれど、何をする組織なのか分からない」
という方もいるのではないでしょうか。
災害時には、行政だけですべて対応することは困難です。
だからこそ、地域の中で、
誰が連絡するのか。
どこへ避難するのか。
支援が必要な人をどう確認するのか。
地域にはどんな備えがあるのか。
こうしたことを平常時から話し合っておくことが重要になります。
防災出前講座は、自分たちの地域について考えるきっかけになります。
申し込むと、何ができるのか
防災出前講座では、地域や団体に合わせて、防災について学ぶことができます。
例えば、
自主防災組織について
自主防災組織の役割や、災害時に地域でどのように助け合うのかを学びます。
地区の災害リスクについて
自分たちの地域では、どのような災害が想定されるのかを確認します。
同じあわら市内でも、
浸水の危険がある地域。
土砂災害の心配がある地域。
避難経路を考えておく必要がある地域。
それぞれ課題は違います。
防災情報の集め方
気象情報や避難情報など、災害時に必要な情報をどこから得るのかを学びます。
家庭における防災備蓄
水や食料、携帯トイレなど、家庭で準備しておきたい備えについて考えます。
避難所について
避難所の役割や、避難所生活で必要になる協力について学びます。
大切なのは、知識を得ることだけではありません。
「自分たちの場合はどうするのか」
まで考えることです。

地域や団体によって必要な備えは違います
防災は、すべての地域や団体で同じ答えがあるわけではありません。
例えば、
子ども会であれば、活動中に災害が起きた場合、子どもたちをどのように守るのか。
婦人会や老人会であれば、高齢者の避難や連絡方法をどうするのか。
地域の団体であれば、普段集まる場所で災害が起きた場合どう対応するのか。
それぞれ考えるべきことがあります。
一般的な防災の話を聞くだけではなく、自分たちの活動や生活に置き換えて考えることで、より身近な対策につながります。
会社や事業所では「つながり」も防災力になります
災害は、自宅にいるときだけ起こるわけではありません。
仕事中に地震が起きるかもしれません。
大雨によって道路が通れなくなるかもしれません。
停電や断水、通信障害によって、普段できている仕事ができなくなる可能性もあります。
会社や事業所では、従業員の安全を守ること、そして災害後に事業を継続・再開することを考えておく必要があります。
いわゆるBCP(事業継続計画)です。
BCPは、自社内の備えだけでなく、取引先や地域とのつながりまで考えることで、より実効性のあるものになります。
例えば、
道路が使えなくなったとき、相談できる相手はいるのか。
必要な物資が届かなくなったとき、協力できる企業はあるのか。
停電や通信障害が発生したとき、地域で助け合える関係はあるのか。
災害時には、普段からのつながりが大きな力になります。
近くにどんな会社や団体があるのか。
困ったときに相談できる相手を知っているか。
協力できる関係ができているか。
こうした「知っている」「つながっている」ということも、大切な防災力です。
防災というと、防災倉庫や備蓄品など「何かを準備すること」に目が向きがちです。
もちろん、それらも必要です。
しかし、お金をかけることだけが防災力の強化ではありません。
地域を知ること。
人を知ること。
相談できる相手を知ること。
助け合える関係をつくること。
これも、災害時に大きな力になります。

「知っている」と「経験したことがある」は違います
防災について、本やインターネットで知識を得ることは大切です。
しかし、実際に話を聞き、地域で話し合い、体験することで得られるものは変わります。
消火器を使ったことがある。
避難所まで歩いたことがある。
防災用品を実際に触ったことがある。
地域の危険な場所について話し合ったことがある。
こうした経験が、災害時の判断や行動につながります。
私自身、防災訓練や防災について調査する中で、
「知っているつもりだったけれど、実際にやってみると分かっていなかった」
と感じることがあります。
防災は、知識だけではなく、経験することが大切です。
まずは、自分たちの地域や団体で考えてみませんか
防災は、行政だけが準備するものでもありません。
地域だけに任せるものでもありません。
行政、地域、団体、会社、それぞれが役割を知り、必要なときにつながれることが大切です。
まずは、
「自分たちの地区では何が心配だろう」
「この団体の活動中に災害が起きたらどうするだろう」
「会社が被災したとき、誰と連携できるだろう」
と考えることから始めてみませんか。
そのきっかけとして、防災出前講座を活用してみてください。
こんな方におすすめです
- 地域の防災について一度話し合いたい
- 自主防災組織について知りたい
- 災害時の地域の役割を確認したい
- 団体活動中の災害対応を考えたい
- 会社の防災やBCPについて考えるきっかけがほしい
- 少人数でも防災について学びたい
ひとつでも当てはまる場合は、まずはお気軽にご相談ください。
防災出前講座のお申し込み・お問い合わせ
あわら市 総務部 危機管理課 危機管理グループ
TEL:0776-73-8040(直通)
FAX:0776-73-1350
E-mail:kikikanri@city.awara.lg.jp
「うちの地区でもできるのかな?」と思った方は、まずは相談だけでも大丈夫です。
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防災は、一人で考えるより、地域や仲間と一緒に考えることで、より大きな力になります。
区長さん、自主防災組織の役員さん、団体の代表者さん、会社の防災担当者の方などへ、ぜひこの記事を共有してください。
小さな話し合いが、いざという時の大きな備えにつながります。




