金津高校の探究学習発表会に参加して感じたこと
10月の訪問からつながる中間発表
金津高校の探究学習の発表会に行ってきました。
10月に伴走支援として伺って以来の成果発表で、今回は中間発表となります。最終的なまとめは来年6月とのことで、そこに向けた大切な節目の機会でした。
好きなことから始まった探究の可能性
10月にお話ししたのは、バスケットボールが好きな2人の学生さん。
「福井にバスケットボールを観に来る人を増やしたい」という思いからスタートした探究でした。
テーマとして見れば、人口減少や空き家対策といった社会課題に比べると、少し軽く見えてしまうかもしれません。
ただ私は、そのとき「好きなことを深く考える」ということに、大きな可能性を感じていました。
その際にお話ししたのが、「ファンをどう増やすか」という視点、いわゆるファンエンゲージメントの考え方でした。
成長を感じた発表の場
そして今回の発表では、その内容をしっかりと調べ上げ、自分たちの言葉で説明していました。
さらに、大学の先生に対しても踏み込んだ質問を投げかける場面もあり、この短期間での成長に驚かされました。
来年6月の最終発表が、今からとても楽しみです。
高校生の声から見えるまちの課題
また、他のグループの発表も聞かせていただきました。
人口減少をテーマにした調査では、若い世代にとってはまだ実感が薄い一方で、交通や働く場、生活環境への不安など、率直な声が多く出ていました。
「将来の問題ではあるが、今から向き合う必要がある」という結論も印象的でした。
こうした声は、普段の議会や行政の中ではなかなか直接聞くことができないものです。
だからこそ、とても貴重な時間でした。
学びは双方向にあると感じた時間
私自身も、いくつかのグループにアドバイスをさせていただきながら、多くの気づきをいただきました。
その中には、その日のうちに動き出したものもあります。
探究学習という場は、学生の学びであると同時に、私たち大人にとっても学びの場なのだと改めて感じます。
まちのことをどう見ているのか。
何に期待し、何に課題を感じているのか。
そうした率直な声に触れることで、自分の考えも少しずつ問い直されていきます。
次の世代につながる学びとして
今回の発表会は、私にとってもとても有意義で、前向きな気持ちをいただける時間となりました。
これからも、こうした場に関わりながら、少しでも次の世代につながる取り組みを考えていきたいと思います。

