市民の皆さまへ
議会活性化の目的は、もちろん議会そのものをより開かれた存在にしていくことです。
しかし私は、まず「議会が何をしているのかを、市民の皆さまに正しく伝えること」が何より大切だと考えています。大切なのは発信することそのものではなく、その情報が本当に市民の皆さまに届き、理解していただけているかを実感できることです。それが信頼の第一歩になると信じています。
私自身まだ未熟な点も多くあります。だからこそ、市民の声に耳を傾けながら、皆さまと共に歩んでいきたいと思います。
新しい議員とともに
議会には新しい仲間も加わり、多くの課題に直面しています。その中で私は、委員会を「自ら課題を見つけ出し、研究し、解決策を模索する姿勢を育む場」にしたいと思っています。
私自身、新人議員の頃には「議員になっただけでは何も始まらない」という不満を抱いた経験があります。同じ思いを新人議員に抱かせないためにも、議員であることを目的とせず、与えられた職責の中でどう行動していくかを共に考える風土を築いていきたいのです。
そのためにも、先輩や仲間の知恵を借り、市民からの声を受け止め、その成果が市民に届いているかどうかを常に確かめながら、委員会を進めていきます。
委員会の自由度を生かして
議会という立場では直接すべての物事を進められないこともあります。しかし、個人としては常に行動を重ねてきたつもりです。そして、この議会活性化特別委員会だからこそ、政策以外のテーマについて自由度を持って取り組むことができると感じています。
自由な発想を持ち寄り、議員一人ひとりが主体的に動ける環境を整えるとともに、その取り組みが市民に届いているかを実感できる形にすることを大切にしていきます。
新しいロールモデルの創出
何色にも染まっていない議員が、この場に加わることで、新しいロールモデルが生まれるはずです。そして、それがまた次の世代の議員を前へと押し出す力になる。私は、そんな循環をこの委員会で実現していきたいと考えています。
結びに
市民の皆さまから信頼される議会を目指し、未熟な点は多々ありますが、市民の声をしっかり受け止め、その成果が届いているかを実感しながら、先輩や仲間と力を合わせ、この委員会を力強く、そして柔軟に運営してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。