戦後80年の節目に寄せて|第22回あわら市戦没者追悼式に参列して

戦後80年を迎えて——第22回あわら市戦没者追悼式に参列して

本日、第22回あわら市戦没者追悼式に参列させていただきました。

会場には、多くのご遺族の方々が静かに集われ、それぞれの胸の内に、戦争で亡くなられたご家族への想いを深く抱いておられるのが伝わってまいりました。

式典では、戦没された英霊の御霊に対して、心からの哀悼の意が捧げられました。
献花の時間には、私もひとりの市民として、そして市政に関わる者として、深く頭を垂れ、静かに祈りを捧げました。

戦後80年——平和の重みを胸に

今年は戦後80年という節目の年です。

私たちは、あの悲惨な戦争の終結から80年という長い年月を、平和の中で生きてこられました。しかし、それは決して「当たり前の時代」ではなく、多くの尊い犠牲のうえに築かれてきたものであることを、改めて胸に刻まなければなりません。

当たり前に思える日常こそが、かけがえのないものです。

次の世代に伝えるべきこと

英霊の方々の犠牲を無駄にしないために、今を生きる私たちには、「記憶をつなぐ責任」があります。

戦争の記憶を風化させないためにも、語り継ぎ、学び、考え続けること。
そして、今この瞬間の平和を守り続けること——。
それが、私たち一人ひとりに課せられた使命だと思っています。

祈りを日常の中に

特別な式典の日だけでなく、日々の暮らしのなかでも、そっと手を合わせる——
そんな時間を持てる自分でありたいと、改めて感じました。

これからも、「平和を守るまち あわら」であり続けるために、謙虚に、誠実に、一歩一歩歩んでまいります。

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