先日、市民の方から、国道305号線の北潟から吉崎方面に向かう区間について、
「道路脇の草木が車道側まで出てきているところがある」
との情報をいただきました。
まず笹原県議に状況をお伝えしたところ、すぐに現場を確認してくださいました。
私も気になっていたのですが、なかなか時間が取れず、本日ようやく自分の目でも現場を確認することができました。
草刈りはされている。でも、少し上を見ると
実際に現場を走ってみると、道路脇の下草はきれいに刈られていました。
道路管理として、草刈りそのものはきちんと行われています。
ただ、少し視線を上げてみると、別の状況が見えてきます。
木の枝やつる、竹などが道路側へ張り出している場所がありました。
特にトラックやSUVなど車高の高い車では、草木との距離がかなり近く感じられる場所もあります。
普通の乗用車で走っているだけでは、それほど気にならないかもしれません。
でも、車の高さが変われば、見え方も感じ方も変わります。
今回、現場を確認して改めて感じたのは、
「草刈りが行われているか」だけではなく、実際にその道路を利用する人の目線で見ることが大切だということです。

国道なのに、県の土木事務所が管理?
今回確認した国道305号のこの区間は、福井県の三国土木事務所が管理しています。
「国道なのに、県が管理しているの?」
と思われる方もいるかもしれません。
実は、国道はすべて国が直接管理しているわけではありません。
国が直接管理している区間もあれば、都道府県などが管理している区間もあります。
今回の北潟から吉崎方面へ向かう国道305号の区間については、福井県の三国土木事務所が道路の維持管理を担当しています。
私自身も、こうして一つ一つ確認していく中で、道路管理の仕組みを改めて知ることがあります。
「国道だから国」
「県道だから県」
と単純に考えるのではなく、実際にどこが管理しているのかを確認することも大切です。
下はきれい。でも今回気になったのは、その上でした
お聞きしたところ、道路脇の草刈りについては、通常、年に1〜2回程度、一括して発注し実施しているとのことでした。
現場を見ると、確かに路面に近い部分の草はきれいに刈られています。
今回気になったのは、そのさらに上の部分でした。
道路側へ張り出している枝やつるなどについては、笹原県議から三国土木事務所へつないでいただき、別途対応していただけるよう手配してくださったとの報告をいただきました。
対応が早い。さすがです。
今回の件は、「草刈りがされていない」という話ではありません。
草刈りはきちんと行われている。
そのうえで、実際に道路を走る人の目線で見ると、別のところにも気になる部分があったということです。
現場を見ることで、こうした違いにも気づくことができます。

大切なのは「仲がいい」ことではなく、言うべきことを言える関係
笹原県議とは幼なじみということもあり、日頃から近しくお付き合いさせてもらっています。
また、市長や国会議員をはじめ、それぞれの立場の方々ともお話しする機会があります。
ただ、私は「仲がいいからお願いできる」ということが大切なのではないと思っています。
必要なことは、きちんと伝える。
意見が違えば、言うべきことは言う。
そして、良い対応をしていただいたときには、きちんと「ありがとうございます」と伝える。
市議、県議、市長、国会議員、行政。
それぞれ立場も役割も違います。
市だけで完結する課題もあれば、県につなぐ必要がある課題、国につなぐ必要がある課題もあります。
だからこそ、普段から率直に話ができる関係を築いておくことが、地域の課題を適切なところへつなぎ、解決に向けて動く力になるのだと思います。
民地から伸びている草木も気になりました
今回、現場を確認する中でもう一つ気になったことがあります。
道路管理者が管理する部分だけではなく、空き家と思われる場所など、民地から草木が道路側へ伸びているように見えるところもありました。
こちらは道路管理とはまた別の話になります。
誰が所有している土地なのか。
どこへ相談するのが適切なのか。
どのような対応ができるのか。
このあたりについても、少し調べてみたいと思います。
一つの情報をもとに現場へ行くと、最初に聞いていたことだけではなく、その周辺にある別の課題に気づくことがあります。
これも、実際に現場を見る意味の一つだと思います。
自分で刈れば早い。でも、大切なのは「続くこと」
こういう場所を見ると、正直なところ、
「自分で刈ってしまった方が早いな」
と思うこともあります。
でも、一度それを始めると、
「あそこも」
「ここも」
となってしまいます。
それでは収拾がつきません。
そして、私だけがその場でいい顔をすればいいということでもありません。
自分で刈れば、その日はきれいになるかもしれません。
でも、それでは来年も、その次の年も同じことになります。
大切なのは、誰が管理する場所なのかを確認し、それぞれが役割を果たせるようにつないでいくことです。
道路には道路の管理者がいて、民地には土地の所有者がいます。
それぞれの役割分担をきちんとすることで、適切な管理が一度きりではなく、継続していきます。
その場しのぎではなく、持続可能な仕組みにしていくこと。
私は、そこが大切だと思っています。
目の前の問題を一時的に解決するだけではなく、本来対応するべきところにつなぎ、それぞれが役割を果たすことで、適切な管理が続いていく。
それも議員として大切な役割の一つだと思っています。
皆さんの「気づき」は、地域を知るための宝です
今回も、市民の方から情報をいただかなければ、私はこの場所をそこまで注意して見ていなかったかもしれません。
道路、公園、通学路、街灯、空き家、側溝、交通。
日々その地域で暮らしている皆さんだからこそ気づくことが、たくさんあります。
一見すると、小さな困りごとかもしれません。
でも、その一つ一つを見ていくと、
「なぜこうなっているのか」
「誰が管理しているのか」
「どんな仕組みになっているのか」
と、地域のことをまた一つ知ることができます。
今回も、国道の管理の仕組みを知り、草刈りの発注の考え方を知り、さらに民地の草木という別の課題にも気づきました。
情報をいただくたびに、
「また仕事が増えた。面倒だな」
と思うこともできるのかもしれません。
でも、私はそうは思いません。
皆さんからいただく「気づき」は、私にとって地域を知るための宝です。
現場へ行けば、知らなかったことを知ることができます。
行政の仕組みを学ぶこともできます。
そして、一つの気づきから、次の課題が見えてくることもあります。
「こんなことを議員に言っていいのかな」
と思うようなことでも構いません。
皆さんからいただくさまざまな情報が、私自身が地域をもっと知るきっかけになります。
そして、その一つ一つを、必要な場所へきちんとつないでいきたいと思います。
これからも、ぜひ皆さんの「気づき」をお寄せください。



