地元企業の支援と企業誘致について、稲田朋美先生と意見交換しました
先日、金津春秋会代表幹事とともに、衆議院議員の稲田朋美先生を訪問し、地元企業への支援や企業誘致について要望・意見交換を行いました。
あわら市をはじめ、福井県内の事業所では、人手不足や物価高、原材料費・エネルギー価格の上昇など、さまざまな課題を抱えながら事業を続けています。
一方で、AI・半導体関連産業をはじめ、国が重点的に支援する成長分野では、北陸地域にも新たなチャンスが広がっています。
今回は、地元企業が抱える課題だけでなく、あわら市の企業誘致や産業振興の可能性についても意見交換をさせていただきました。
国政と地元、どちらも大切に
稲田先生は、再審法の見直しなど、日本の仕組みの根幹に関わる課題にも取り組まれています。
お話を伺う中で印象に残ったのは、「制度が前進したとしても、それで終わりではない。真実を守るために、まだ取り組まなければならないことがある」という姿勢でした。
一つの成果で満足するのではなく、日本の仕組みにとって本当に大切なものを守ろうとする。その信念が伝わってきました。
一方で、そのような多忙な中でも、週末には福井へ戻り、企業や各種団体との勉強会や現場訪問を重ね、地元の声に丁寧に耳を傾けておられます。
国政の大きな課題と向き合いながらも、その原点には常に地元・福井があります。その姿勢に学ぶことの多い時間となりました。

「福井は、日本を縁の下から支えている」
以前、稲田先生が話されていた言葉が、今でも心に残っています。
「福井は、お米を送り、人を送り、そして電気を送っている。日本を縁の下から支えている福井県のために、何とかしたい。」
この言葉には、福井への誇りと愛情、そして地方の力が日本を支えているという強い思いが込められているように感じます。
今回の意見交換でも、その思いは変わっていないことを改めて感じました。
あわら市の可能性についても意見交換
今回の要望では、現在国が進めているAI・半導体関連産業についても意見交換を行いました。
国では、AIや半導体を今後の成長分野と位置付け、北陸地域を重要な産業集積エリアとして支援する方向が示されています。福井県には、素材や製造装置、精密加工など、この分野を支える高い技術を持つ企業が数多くあります。
AIや半導体というと最先端の分野という印象がありますが、それを支える素材や部品、精密加工などは、福井県が長年培ってきた「ものづくり」の強みそのものです。
私からは、こうした国の動きをあわら市の発展にもつなげていきたいこと、関連企業の誘致や地元企業への支援についてもお話しさせていただきました。
あわら市は、北陸新幹線や高速道路など交通アクセスに恵まれ、60分圏内には約110万人が暮らしています。企業にとっては、人材を確保しやすいことも大きな強みです。
また、あわら市は観光のまちというイメージが強い一方で、実はものづくりも盛んなまちです。2022年の経済構造実態調査では、製造品出荷額は約1,638億円となっており、多くの製造業が地域経済を支えています。
私は、あわら市にも、この産業の流れを生かせる企業や技術の芽があると考えています。その芽を大切に育てながら、新たな関連企業の集積や設備投資につなげることができれば、地域経済の活性化だけでなく、新たな雇用の創出にもつながる可能性があります。
今回印象的だったのは、要望を受けるだけではなく、「この流れをどう福井へ、そしてあわら市へつなげていくか」という視点で一緒に議論ができたことです。
AI・半導体関連産業の成長は、福井県にとって大きな追い風になる可能性があります。そのチャンスを地域の発展につなげるためには、国・県・市、そして企業が同じ方向を向いて取り組むことが大切だと改めて感じました。
国の成長戦略を地域の成長につなげること。そのために地域の声を国へ届け、国の制度や支援を地域へつないでいくことも、市議会議員として大切な役割の一つだと考えています。
地域と国をつなぐ役割
地域の事業所が元気であることは、雇用を守り、地域経済を支え、まちの活力につながります。しかし、市だけでは解決できない課題も多く、国や県との連携が欠かせません。
来年は、地元企業の有志団体による要望活動や勉強会なども予定されています。
こうした機会を大切にしながら、現場の声を一つひとつ積み重ね、地域と国をつなぐ役割を果たしていければと思います。
国会議員と市議会議員では役割は異なりますが、地域の声を丁寧に受け止め、それを政策や制度につなげていくことは、政治に携わる者として共通する大切な使命だと改めて感じました。
企業が増え、働く場所が増え、若い世代が地元で暮らし続けられる。そのために、地元企業への支援と企業誘致の両方に取り組み、あわら市の持つ可能性を一つずつ形にしていきたいと思います。
