マクドナルドが芦原温泉駅前に出店します
芦原温泉駅前に、日本マクドナルドさんが出店を決めてくださいました。
オープン予定は 来年12月。本当に嬉しい知らせです。
芦原温泉駅前という場所は、一見すると立地が良さそうなのですが、実際には ファーストフード店が求める交通量や需要を満たしていない と言われ続けてきた場所です。
議員として多くの店舗と交渉の場に立つ中で、「このエリアに踏み切る決断の難しさ」を痛感してきました。
だからこそ、今回の出店決定がどれほど大きな意味を持つのか、胸にしみるように感じています。
駅前活性化の “起爆剤” として
これまで我々も駅前で様々なイベントを続けてきましたが、日常的に立ち寄れる場所ができることは、まちにとって計り知れない力になります。
マクドナルドさんの出店は、地元の方も観光客の方も、気軽に利用できる“灯り”となり、駅前に新たな動線とにぎわいをもたらす存在になるはずです。
しかし、課題も見据えています
オープン直後は、きっと長蛇の列になります。
それは本当にありがたいことです。
ですが同時に、私は “その後” を心配しています。
全国チェーンであっても、地方の店舗では、1年以内に閉店してしまう例が実際にあります。
特に地方では、
- 「家に帰ればご飯がある」
- 「車移動が中心で、寄り道文化が弱い」
- 「夜の人通りが少ない」
こうした“生活リズム”が、時間差で効いてきます。
だからこそ、真価が問われるのはオープンからの1年間 です。
行政も、議会も、地域も、店舗も。
それぞれが“駅前に人が滞在する理由づくり”を続けていかなければいけません。
それでも、今は素直に嬉しい
課題があることは承知の上ですが、やはり今回の決定には心から感謝しています。
地方への出店を決断していただいたマクドナルドさんの姿勢には、
「地域とともに歩もう」という意思を強く感じます。
芦原温泉駅前に、新しい風が吹こうとしています。
我が家ではエンゲル係数が上がりそうですが…(笑)
この出店がきっかけとなり、駅前がもっと
“人の集まる場所・出会いの生まれる場所”
になるよう、市民の皆さまと一緒に、私も微力ながら力を尽くしてまいります。
