福井県護国神社で開催!月読-TSUKIYOMI-第十参幕に感動した夜

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福井県護国神社での「月読-TSUKIYOMI-第十参幕」に感動して

9月16日、敬老の日の夜、福井県護国神社にて開催された「月読-TSUKIYOMI-第十参幕」に参加してきました。今年のテーマは、鴨長明の『方丈記』序文にある「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。」でした。この言葉は、常に変わり続ける時の流れと、決して戻らない過去を象徴しています。現代社会でも、私たちは日々の変化に向き合いながら、自然災害や試練を乗り越えていかなければなりません。このような時代にこそ、過去から学び、未来に生かしていくことが重要だと改めて感じさせられました。

篠笛に心奪われて

この夜の舞台では、篠笛奏者の嶋田薫さんと嶋田陽子さんが美しい笛の音を奏で、会場を神秘的な雰囲気に包み込みました。篠笛の澄んだ音色が、夜空に響き渡り、その一音一音が心に染みわたるようでした。自然と一体化したかのような笛の音は、護国神社の厳かな雰囲気と見事に調和し、忘れられない感動をもたらしてくれました。

福田さんの朗読に感動して

特に感動的だったのは、福田布貴子さんによる朗読です。情感豊かな語りが会場に響き渡り、観客を物語の世界へと引き込みました。福田さん自身が創作された物語は、命の尊さを訴えるものであり、彼女の声が神社の空間に溶け込んでいく様子に、観客の心が共鳴した瞬間でした。

ますらお太鼓と護国神社の意義

また、子供たちによる和太鼓の力強い演奏「ますらお太鼓」も、この夜を一層引き立てました。太鼓の音は、まるで鼓動のように心臓に響き、観客一同がその瞬間に引き込まれました。護国神社という特別な場所で、このような催しが行われることには深い意味があります。護国神社は、生きたくても生きることができなかった人々を祀り、その命を私たちが受け継いでいることを象徴する場所です。この場所で感じたことを胸に、私も先人たちに恥じないような生き方をしていかなくてはならないと強く思いました。

わらびさんの美味しい「月読稲荷」と「月読御萩」

わらびさんの「月読稲荷」と「月読御萩」がめっちゃ美味しかったです。今年も完売していました!あとは、吉田酒造さんの名酒「白龍」。月見酒として楽しみたかったのですが、残念ながら私は車だったので飲めませんでした……。いつかゆっくり味わいたいものです。

来年への期待

来年の中秋の名月は10月6日。この日は、戦後80年という節目でもあります。どんな物語が待っているのか、そしてどのように過去からの教訓が語られるのか、今から期待が膨らみます。再びこの場所に戻り、また新たな感動を味わいたいと心から思いました。

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