学校と保護者を繋ぐ報告・連絡・相談の利便性向上について
朝は電話回線が混雑し、欠席連絡が滞ることがあります。特にここ数年はこの状況が続いていたようです。この問題に気が付いたのは、小学校の校長先生との会話からでした。大きな学校になればこの問題はより深刻になります。また、保護者にとって朝の1分1秒は貴重なもので、我が子への不安も重なり大きな問題となっていました。
そこで、多くの学校、教職員とその保護者を対象に調査を行い、課題や問題を洗い出し、私にできる課題解決への近道や方法を模索しました。その中で、報告・連絡・相談を今まで以上に簡単に行うことができれば、欠席連絡の利便性が向上するであろうと考え、そのツールとして、ホームページの刷新を提案しました。これは、「学校と保護者をより密接に繋ぐ」という、今回の一般質問のテーマにも繋がるものです。
学校のホームページの作りは非常に古く、学校側は多くの情報を発信することができませんでした。また、スマートフォンなどでの表示や機能が最適化されていない学校も多いようです。ホームページを情報のやり取りの場としてうまく活用することができれば、欠席連絡についての課題解決に一歩近づくでしょう。市役所に創設されたIT支援員と共に、早急に課題解決に向けて取り組みたいと考えています。
また、来年度から部活動の段階的地域移行が始まります。IT部やパソコン部を中学校に創設し、部活動で学校のホームページを管理する形にすれば、持続可能な運用が可能になるかもしれません。その他にもより良い方法を検討し、模索していきます。
最後に、調査にご協力いただいた多くの方に、この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。お陰様で多くの課題を見つけることができました。関係者と情報を共有し、今後とも地域の皆さまの課題解決に取り組んでまいります。
ホームページは市で取り組むべきこと?
ホームページの管理は市役所が取り組むべきことだと思います。何故なら、相談窓口は住民のより近い場所に置かれることが理想だからです。
今後の予定
・10月 校長会にてホームページ導入検討開始
・11月 金津小学校での実証実験スタート
・来年1月 学校と保護者を繋ぐアプリ 運用スタート
ソフト事業としてのお土産品開発の状況と支援策について
求められているのは売れる商品の情報!
新幹線開業に向けハード面の整備が急ピッチで進む中、名所・名物・お土産品などのソフト面の開発や磨き上げは思うように進んでいない状況です。これは新幹線の開業延期や、新型コロナウイルスの影響が大きいと思われます。しかし、ここが大きなチャンスであることは間違いありません。
そこで、どうしたら多くの商品が生まれ、話題を提供できるのか、新たな価値を見出すためにはどうしたらいいのかを考え、一般質問にて提案しました。
私は、売れている物の情報を得るのが近道だと考えます。新たな価値を創造し世の中に定着させるには、最低でも3年は必要です。そのため、新幹線の開業までにあわら市のソフト面の魅力を引き出していくためには、流行に乗るという選択肢が最善の道だと考えています。
そこで、何が売れているのか、世間の評価を得ているのかの情報を集めることが重要になります。市でも同じ認識でおり、今後、強力に支援を行うとの回答を得ました。私もこれまで経験したことを活かしつつ、広い範囲にアンテナを張って、あわら市の新たな価値の開拓に貢献していく所存です。