一般質問の裏側 想い・考え方・反省点は? 6月議会

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あわら市のデジタル化を前進させる

「あわら市をデジタル化の先進市にしたい」思いから一般質問をさせていただきました。

デジタル化は市民のみなさんの電子機器の活用や、役所内での業務効率化などと、非常に広範囲な内容を含むものでもあります。一般質問で与えられる25分間では踏み込んだ内容までは質問できませんでしたが、関係する多くの理事者を巻き込んだ形でみなさまに全体像をご覧に入れたい。そういう気持ちで臨みました。

少し詰め込みすぎた部分や、省略しすぎた部分など反省点は多く残りますが、デジタル化への提案は私の最も得意な分野であると自負しています。今後の一般質問では、さらに踏み入った質問を行っていく予定です。

デジタル化が何故必要なのか

デジタル化によってもたらされる多くの恩恵の中でも、生産性の向上や自動化には特に目を奪われがちです。しかし本当のデジタル化の恩恵は結果ではなく、そのプロセスにあります。デジタル化の推進には、まず現在行っている内容の可視化を行い、課題点を洗い出すことが重要です。この洗い出しを正しく行うことができなければデジタル化は成功しません。その上で未来をどう描いていくかが、将来の発展につながるカギとなります。

デジタル化は私には関係ない。私はデジタル化の恩恵を受けられない。そう思われる方もいらっしゃると思います。直接的には恩恵を受けられなくとも、多くの業務やプロセスが効率化されていけば、その恩恵は間接的に受けられることになります。

デジタル化で見える未来

 デジタル化が進むと、これまでと形態が大きく変わる分野が出てきます。その中でも代表的なものが医療です。現在は、風邪などの症状があったときに病院に行く治療医学が中心ですが、24時間健康状態をチェックできる(ウェアラブル)端末などが進化・普及することにより、今後は予防医学が中心になると予想されています。

その中核を担う存在がAIです。「明日は体調を崩す可能性があります。」「今日は○○時間睡眠を取ることをおすすめします。」などと、AIは予測してアドバイスしてくれるのです。何故このようなことが予測できるようになるのでしょうか?

それは、AIが「比較する」ことを得意としているからです。24時間健康状態をチェックすると、膨大なデータが集まります。AIはその膨大なデータの中に潜んでいる異常値を見つけ、これまで集めたデータや、世界中から集めたデータと瞬時に比べることができるのです。

AIのこの特性は、医療のみならず、多くの分野で利便性やサービスの向上に活かすことができます。AIを活かしてデジタル化を進めることで、未来はより現実に近づいていくでしょう。

どう前進させるか

デジタル化を進めるには、幅広い知識と先を見る力が必要になります。そのため、市長・職員・議員だけでデジタル化を推進していくことは不可能で、先端企業との連携が必要です。まずは多くの先端企業の話を聞く場を設けることで下地を作り、様々なものを吸収して次の機会に繋げなければいけないと思っています。

また先端技術を導入するためには、企業や国の支えが必要不可欠です。私たちが聞く機会を多く設けることにより、協力してくれる企業も現れてくるかと考えています。

今後はみなさんにデジタル化についてもっと理解していただくため、スマートフォン教室のように、身近な所でみなさんを手助けする役割を担っていかないといけないと思っています。あわら市と共に色々なことに挑戦し、より便利に、そしてより良い生活が送れるように考え提案していきたいと思います。

今後の活動

・スマートフォン教室
・マイナンバーカードの普及
・デジタル基幹システムの構築
・庁舎内のデジタル化促進

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