カヌーポロって、こんなに面白い。あわらから世界へ
第37回あわらカップカヌーポロ大会を通じて感じたこと
8月21日から23日まで、あわら市北潟湖カヌーポロ競技場で「第37回あわらカップカヌーポロ大会」が開催されました。
小学生、中学生、そして一般の選手まで、県内外から多くの選手が北潟湖に集まり、3日間にわたって熱戦が繰り広げられました。
これまでも、北潟湖で行われるカヌーポロ大会に触れる機会はありました。
しかし今回は、競技を見るだけではなく、大会の準備や運営など、少し違った角度から関わらせていただきました。
大会前の設営にお邪魔する。
みんなと一緒に草刈りをする。
競技の様子を撮影する。
そして夜には、Awara Sandboxの仲間たちと「あわらカヌーポロ NIGHT 2026」を開催する。
選手としてではありませんが、いろいろな立場からカヌーポロに触れた数日間でした。
そこで改めて感じたことがあります。
カヌーポロって、こんなに面白いんだ。
そして、
あわら市って、実はすごい。
今回は、この数日間で感じたことを書いてみたいと思います。
カヌーポロって、面白い

カヌーポロという競技を、皆さんは実際に見たことがあるでしょうか。
名前は聞いたことがあっても、実際にどんな競技なのか知らない方も多いかもしれません。
簡単に説明すると、カヌーに乗りながらボールを奪い合い、パスをつなぎ、相手ゴールを狙う水上のチームスポーツです。
しかし、実際に目の前で見ると、その印象は大きく変わります。
水面を一気に進むスピード。
相手の動きを読みながらの駆け引き。
パドルを巧みに使った方向転換。
一瞬で変わる攻守。
そして、時には艇同士がぶつかるような迫力。
想像していた以上に激しく、そして奥深い競技でした。
撮影をしながら、何度も思いました。
「これは面白いな」と。
ルールをすべて理解していなくても、見ているうちに自然と引き込まれていきます。
「あそこへパスを出すのか」
「今の動きはすごい」
「ここから攻めるんだ」
気が付けば、試合展開を追いながら夢中になっていました。
スポーツは、やはり現場で見るからこそ伝わるものがあります。
あわらから、日本代表が生まれている

そして、今回改めて多くの皆さんに知ってほしいと思ったことがあります。
それは、
あわら市から日本代表選手が生まれているということです。
これって、本当にすごいことだと思います。
日本代表です。
世界を相手に戦う選手を、このまちは育てています。
しかも、今回だけではありません。
これまでにも、あわら市から多くの日本代表経験者が生まれてきました。
子どもの頃から北潟湖でカヌーに触れる。
仲間と一緒に練習する。
大会に出場する。
経験を積み重ねる。
その先に、日本代表として世界へ挑戦する道があります。
普段、この町で暮らしていると、それが当たり前のように感じてしまうかもしれません。
でも、少し離れて考えてみると、
これは全国どこにでもある環境ではありません。
競技できる場所がある。
指導してくれる人がいる。
一緒に頑張る仲間がいる。
そして、長い年月をかけて受け継がれてきた地域の力がある。
その積み重ねが、世界へ挑戦する選手を生み出しているのだと思います。
私は今回、改めて感じました。
「あわらには、もっと誇れるものがある」
ということを。
もっと多くの市民の皆さんに知ってほしい。
「あわらから世界へ挑戦する選手がいる」
ということを。
昼は北潟湖。そして夜は芦原温泉駅前へ

今回、もう一つ大きな挑戦がありました。
それが、8月22日の夜に開催した「あわらカヌーポロ NIGHT 2026」です。
昼は北潟湖。
夜は芦原温泉駅前。
競技会場だけではなく、まちの中でもカヌーポロを感じてもらいたい。
そんな思いから、Awara Sandboxの仲間たちと企画しました。

会場では、日本代表選手によるトーク。
海外選手の紹介。
DJによる音楽。
そして、あわら市観光大使・森田理紗子さんによる、あわら市カヌーポロ公式応援ソング「reflect」の披露。
競技を知っている人だけではなく、
「カヌーポロって何だろう」
と思っている人にも、その魅力を感じてもらいたい。
そんな思いでした。
▶ あわらカヌーポロ NIGHT 2026
https://awara-sandbox.com/canoe-polo-night-2026/
大会を見る。
選手の話を聞く。
同じ時間を過ごす。
そうすることで、競技はもっと身近になります。
選手を知ると、応援したくなる

今回、とても大きな気付きがありました。
それは、
選手を知ると、競技の見え方が変わる
ということです。
日本代表として挑戦している選手。
海外からあわらを訪れてくれた選手。
その人たちの思いや努力を知ることで、次に試合を見る時の気持ちは変わります。
ただ「試合を見る」ではありません。
「あの選手を応援したい」
そう思うようになる。
スポーツの魅力は、競技そのものだけではありません。
そこに関わる人を知ることで、応援する気持ちが生まれる。
私は今回、そのことを強く感じました。
選手だけが、主役じゃない

今回のあわらカップでは、私自身もいつもとは少し違った形で関わらせていただきました。
大会前の設営にお邪魔する。
みんなと一緒に草刈りをする。
競技の撮影をする。
そして夜には、Awara Sandboxの仲間たちと、選手と地域の皆さんが交流できる場所をつくる。
ほんの一部ですが、大会の表側だけではなく、裏側にも触れることができました。
そこで改めて感じたことがあります。
選手が思い切りプレーできる場所は、決して当たり前に用意されているものではない。
大会が始まる前から、多くの人が動いています。
会場を整える人。
準備をする人。
運営を支える人。
選手を迎える人。
記録を残す人。
そして応援する人。
表に出ることは少なくても、その一つ一つの行動が、選手たちの舞台をつくっています。
もちろん、競技の主役は選手です。
選手が全力で戦うからこそ、大会があります。
でも私は、今回その裏側を見る中で思いました。
支えている皆さんも、この大会の主役なんだ。

支えられる側と、支える側が入れ替わる

そして、カヌーポロという競技には、もう一つ大きな魅力があると感じました。
それは、
支えられる側と、支える側が入れ替わること。
ということです。
カヌーポロのような競技では、どこの大会へ行っても、すべての環境が最初から整っているわけではありません。
会場を準備する。
コートをつくる。
運営を手伝う。
片付けをする。
そんな役割を、選手自身が担うこともあります。
ある大会では、選手として水の上で戦う。
別の大会では、誰かが競技できるように舞台をつくる。
その経験があるからこそ、選手たちは支えてくれる人の気持ちを知っているのだと思います。
誰かが準備してくれたこと。
誰かが時間を使ってくれたこと。
誰かが汗を流してくれたこと。
誰かが応援してくれたこと。
それがあって、自分たちは思い切り競技できる。
そのことを知っている。
私は、そこにカヌーポロの温かさを感じました。
もちろん、勝負の世界です。
勝つために努力する。
上を目指す。
世界へ挑戦する。
それもスポーツの大きな魅力です。
しかし、その一方で、
「仲間で舞台をつくる」
という文化がある。
そこが、カヌーポロの素晴らしいところなのかもしれません。
いわゆるメジャー競技のように、すべてが整った環境とは違うかもしれません。
でも、その分、一人一人が競技を支える存在になる。
選手も、運営も、応援する人も、みんなが関わって大会をつくる。
だからこそ、その舞台で繰り広げられる試合には特別な価値があるのだと思います。
今回、その裏側に少し触れることができたことは、私にとって大きな学びでした。
あなたも、この大会の主役になれる

来年、2027年。
WORLD MASTERS GAMES 2027 KANSAIのカヌーポロ競技が、ここあわら市北潟湖で開催されます。
世界から選手たちがあわら市を訪れます。
でも、大会をつくるのは選手だけではありません。
会場を整える人。
選手を迎える人。
大会を支える人。
地域で応援する人。
そして、
「頑張れ!」
と声を届ける人。
それぞれにできることがあります。
競技に出なくてもいい。
カヌーポロをまだ知らなくてもいい。
一度試合を見に行く。
友達に話してみる。
選手を応援する。
世界から来る選手を歓迎する。
それだけでも、大会をつくる大切な一人になれると思います。
あなたも、この大会の主役になれます。
私は、そんな大会にしたいと思っています。
子どもから大人まで楽しめるカヌーポロ
今回のあわらカップでは、小学生、中学生、一般と、幅広い年代の選手が参加しました。
子どもの頃から始めた競技を、大人になっても続けることができる。
世代を超えて、一緒に楽しむことができる。
これもカヌーポロの大きな魅力です。
そして、今回見ていて思いました。
「今からやってみても面白いかもしれない」
と。
正直、かなり真剣に考えています。
見るだけでも面白い。
でも、実際にカヌーに乗って、ボールを追いかけてみたら、もっと競技の魅力が分かるのではないか。
パドルを持つ。
水の上に出る。
仲間と声を掛け合う。
50歳から始めるカヌーポロ。
そんな挑戦も面白いのではないかと思っています。
カヌーポロは、競技を見るだけではなく、自分自身が参加できるスポーツでもあります。
年齢や性別に関係なく、多くの人が関われる。
そこも、この競技の素晴らしいところだと思います。
第37回あわらカップカヌーポロ大会 結果

ここからは、3日間にわたって行われた大会結果をご紹介します。
選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。
小学生の部 男子
優勝 芦原No.1スター
準優勝 関西タイガース
3位 芦原チームともだち
▶ 8月21日 対戦結果(小学生男子)
https://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/education03/education0301/p015505_d/fil/syougakuseidanshi.pdf
小学生の部 女子
優勝 KANAZUカヌーガールズ
準優勝 ホソロギ ブルー
3位 金津ファイブ
▶ 8月21日 対戦結果(小学生女子)
https://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/education03/education0301/p015505_d/fil/syougakuseizyoshi.pdf
中学生の部
優勝 東京山梨連合
準優勝 あわらカヌースポーツ少年団
3位 あわらやざ
▶ 8月21日 対戦結果(中学生)
https://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/education03/education0301/p015505_d/fil/tyugakusei.pdf
▶ ジュニア大会全体結果
https://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/education03/education0301/p015505_d/fil/Jr-zentai.pdf
一般大会
チャンピオンズリーグ
優勝 みよしSeaMonkey A
準優勝 佐倉インヴァース
3位 CPS ASIA
チャレンジリーグ
優勝 TOKYO 葛西カヌークラブ ジュニア
準優勝 HCC
3位 どろぶね
トライアルリーグ
優勝 あわらんぼーず
準優勝 O.K.コミュニケーションズ
3位 1あわら
ビギナーズマッチ
各1位
THE おちょこ
北波バズーカ
関西タイガース
▶ 8月22日 一般大会対戦結果
https://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/education03/education0301/p015505_d/fil/0822ixtuppanzentai.pdf
▶ 8月23日 一般大会最終結果
https://www.city.awara.lg.jp/mokuteki/education/education03/education0301/p015505_d/fil/0823ippanzentai.pdf
日本代表を、みんなで応援したい
今回、あわらカヌーポロ NIGHTを通じて、日本代表選手の皆さんと直接触れ合う機会がありました。
そこで改めて感じたことがあります。
この選手たちを応援したい。
心の底から、そう思いました。
「日本代表」という言葉を聞くと、とても華やかな舞台を想像するかもしれません。
しかし、そこへたどり着くまでには、日々の練習があります。
仕事や学業との両立があります。
遠征があります。
そして、世界で戦い続けるためには、多くの努力と支えが必要です。
すべての環境が最初から整っているわけではありません。
だからこそ、周囲の応援や支援が大きな力になります。
今回あわら市からも、日本代表として世界に挑戦する選手がいることを、もっと多くの人に知ってほしいと思いました。
そして、
「頑張っている選手を応援したい」
と思う人が、一人でも増えてほしい。
応援の形は、いろいろあります。
試合を見に行く。
SNSで活動を知る。
周りの人に魅力を伝える。
そして、企業として活動を支える。
カヌーポロ日本代表では、活動を支えていただけるスポンサーも募集しています。
もし、
「応援したい」
「力になりたい」
と思っていただける方がいましたら、ぜひ日本代表の活動にも目を向けていただければと思います。
選手が世界へ挑戦できる環境を、地域から応援する。
それも、カヌーポロを盛り上げる大切な一歩になるのではないでしょうか。
世界大会を、一過性のイベントで終わらせない
2027年。
WORLD MASTERS GAMES 2027 KANSAIのカヌーポロ競技が、ここあわら市北潟湖で開催されます。
世界から多くの選手が、この場所へやってきます。
これは、あわら市にとって大きな機会です。
しかし、私はこの大会を、
「世界大会が開催された」
という一つの出来事だけで終わらせたくありません。
あわら市には、これまで積み重ねてきたカヌーポロの歴史があります。
北潟湖という素晴らしい競技環境があります。
競技を続けてきた選手がいます。
指導してきた人がいます。
大会を支えてきた人がいます。
そして、世界へ挑戦する選手を育ててきました。
今回、実際に現場に関わる中で感じたのは、
このまちには、すでに大切な財産がある
ということです。
あとは、それをもっと多くの人に知ってもらうこと。
そして、一緒に応援する人を増やしていくこと。
それが大切なのだと思います。
最後に、関わってくださった皆さんへ
今回のカヌーポロ大会、そして「あわらカヌーポロ NIGHT 2026」を通じて、改めて感じたことがあります。
大きな舞台は、決して一部の人だけでつくられるものではありません。
選手がいる。
運営する人がいる。
会場を整える人がいる。
応援する人がいる。
そして、その一つ一つの力が重なって、選手が輝く舞台になります。
表に出ることは少なくても、その一つ一つの行動が、選手たちの舞台をつくっています。
今回、そのことを間近で感じることができました。
まず、今回の取り組みに一緒に汗を流してくれたAwara Sandboxの仲間たちに、心から感謝と敬意をお伝えします。
大会の盛り上げだけではなく、夜のイベントという新しい挑戦に一緒に向き合ってくれた仲間がいたからこそ、選手と地域の皆さんが交流できる場をつくることができました。
そして、私の思いに耳を傾け、力を貸してくださったあわら市スポーツ課の皆さん。
新しい取り組みに対して、一緒に考え、支えてくださった多くの関係者の皆さん。
そして、あわら市観光大使として、カヌーポロ公式応援ソング「reflect」を届けてくださった森田理紗子さん。
本当にありがとうございました。
正直、今回の取り組みは簡単なことばかりではありませんでした。
でも、やってみたからこそ見えたものがあります。
人と人がつながること。
新しい応援の形が生まれること。
そして、地域にはまだまだ大きな可能性があること。
今回の取り組みを通じて、あわら市にまた一つ、
カヌーポロを応援する仲間が増えた
と感じています。
これは、とても大きな一歩です。
でも、地域の力は一歩ずつ積み重なっていくものだと思います。
カヌーポロといえば、あわらへ
これからも、できることを一つずつ。
焦らず、でも確実に前へ進んでいきたいと思います。
2027年。
世界から選手が集まるその舞台を、
選手だけではなく、
支える人。
応援する人。
そして、この町に暮らす私たち。
みんなでつくる大会にしたい。
今回、北潟湖で感じた感動。
大会を支える人たちの姿。
選手たちの熱い思い。
そして、夜の駅前で生まれた交流。
その一つ一つを、次につなげていきたいと思います。
森田理紗子さんの、あわら市カヌーポロ公式応援ソング
「reflect」
とともに。
これからも、
あわら市のカヌーポロを盛り上げていきましょう。
そして、
この町のみんなで応援していきましょう。

















