議員も学ぶ、中学生議会。7月29日開催です。
7月29日(水)午前9時30分から、あわら市議会で「中学生議会」が開催されます。
私は、この日を毎年楽しみにしています。
もちろん、中学生の皆さんがどんな質問をしてくれるのかも楽しみなのですが、それ以上に楽しみにしていることがあります。
それは、私たち議員が当たり前だと思っていることを、中学生が軽々と飛び越えてくる瞬間があるからです。

3年前、「子ども議会」から始まった挑戦
実は、この取り組みは3年前、「子ども議会」としてスタートしました。
始めるにあたり、加賀市議会をはじめ、全国各地で行われている子ども議会を調べました。
そこで感じたのは、子どもたちの発想や着眼点の素晴らしさです。
主権者教育という言葉があります。
もちろん、それも大切な目的の一つです。
しかし私は、学ばせてもらっているのは、むしろ私たち議員の方ではないかと思っています。
子どもたちは、大人の「当たり前」を超えてくる
大人になると、知らず知らずのうちに「前例がない」「現実的ではない」「それは難しい」と考えてしまうことがあります。
一方で、子どもたちはそうした枠にとらわれません。
「どうしてそうなるの?」
「こうすればいいんじゃない?」
そんな素直な疑問や自由な発想に、何度も驚かされてきました。
だからこそ私たちは考えました。
議会として、子どもたちのためにできることは何だろう。
私たちが持っている一番の財産は、議会であり、議場です。
普段はなかなか入ることのない議場で、自分の考えを発表し、市長や教育長に質問をする。
その特別な経験が、子どもたちの自信や成長につながればという思いで、この取り組みを続けています。
多くの人の心を動かした子どもたちの言葉
初めて開催した子ども議会は、多くの皆さんにご覧いただき、YouTubeで9万回を超える再生がありました。
子ども議会という分野では、日本一となる反響をいただいたことになります。
私は、この数字そのものが大切だとは思っていません。
それだけ多くの方が、子どもたちの率直な言葉に耳を傾け、「なるほど」「そんな見方があったのか」と感じてくださったことに、大きな意味があったのだと思っています。
その後、小学生議会・中学生議会・高校生議会へと発展し、それぞれの年代に合わせた形で開催するようになりました。
質問の内容も、より身近で具体的なテーマへと変わってきています。
今も答えを探し続けています
ただ、正直に言えば、私自身も少し考えていることがあります。
昨年からは、行政の仕組みを知ってもらうため、質問づくりの前に出前講座を行うようになりました。
その結果、質問はより具体的で、生活に身近なものになったように感じます。
一方で、自由な発想という意味では、少し枠にはまってしまった部分もあるのではないか。
そんなことを考えることもあります。
まだ答えはありません。
だからこそ、私は今年も楽しみにしています。
子どもたちが、私たち大人の予想を超えるような視点を見せてくれるかもしれない。
その気づきが、議会やまちづくりを考えるヒントになるかもしれない。
そう思っています。
教育とは、興味を持つきっかけをつくること
私は、教育とは知識を教えることだけではないと思っています。
一人ひとりが持っている自由な発想や好奇心を、どう行動へつなげていくか。
そのきっかけをつくることも、大切な教育ではないでしょうか。
興味を持てば、人は自ら学び始めます。
だからこそ、この中学生議会も、正解を教える場ではなく、自分の考えを自分の言葉で伝える場であってほしいと思っています。
ぜひ、中学生たちの声をお聞きください
7月29日(水)午前9時30分から、中学生議会を開催します。
当日はYouTubeでライブ配信も予定されています。
未来を担う中学生たちが、議場という特別な場所で、自分の言葉で地域への思いを語ります。
今年は、どんな質問が飛び出すのでしょうか。
私にもまだ分かりません。
だからこそ、今からとても楽しみにしています。
もしかすると、中学生たちの言葉が、私たち大人の「当たり前」を変えるきっかけになるかもしれません。
お時間がありましたら、ぜひライブ配信をご覧いただき、中学生たちの率直な声に耳を傾けていただければ幸いです。



