東京デフリンピックを応援しよう|静寂の中の熱戦と、あわらから広がるスポーツの輪

東京デフリンピックを応援しよう!

現在、東京デフリンピックの開催に向けて、全国で応援の輪が広がっています。
耳の聞こえない・聞こえにくいアスリートたちが、世界の舞台で力を競う大会——それが**デフリンピック(Deaflympics)**です。

1924年に始まり、100年の歴史を持つ世界最古の国際障害者スポーツ大会。
手話やアイコンタクトなど、音に頼らないコミュニケーションで行われる競技は、まさに**「静寂の中の熱戦」**。
陸上、水泳、バドミントン、バスケットボールなど、オリンピックと同様に多くの種目があります。

拍手の代わりに両手を高く上げて振る「デフサイン」で応援するなど、観客と選手が一体となって盛り上がる光景も印象的です。
オリンピックやパラリンピックと並ぶ、**“もうひとつの世界大会”**として、ぜひ注目していただきたいと思います。

世界とつながる、あわらの夏

実はこの夏、あわら市にも世界的アスリートが訪れました。
棒高跳びの超人として知られるセルゲイ・ブブカ選手が、令和9年に北潟湖で開催予定の**ワールドマスターズ大会(カヌーポロ競技)**の現地視察に訪れたのです。

ちょうど同じ頃、東京では世界陸上が開催され、男子棒高跳びでデュプランティス選手が14度目の世界記録を更新
世界とあわらが重なり合い、スポーツを通じて心がつながった——そんな熱い夏でした。

あわら市で広がる、誰もが楽しめるスポーツの輪

あわら市では、障がいの有無を問わず、誰もがスポーツに親しめる環境づくりが進んでいます。
たとえば、日本片マヒ障害オープンゴルフ選手権の開催や、日本女子オープンゴルフ選手権、そして毎年恒例となった**男子プロゴルフ「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI」**など、多彩な大会が開催されています。

こうした大会を通じて、アスリートだけでなく、観る人・支える人、すべての人がスポーツの感動を分かち合う。
それが、あわらの誇る「スポーツのまち」の姿です。

秋、体を動かす季節に

秋も深まり、体を動かすのにちょうど良い季節となりました。
一流のプレーに魅了されるのも良いですが、自分自身が少し汗を流してみるのもまた格別です。

健康年齢を保つために体を動かすこと、そして障がいをお持ちの方へ配慮しながら共に楽しむこと。
それが、これからの**“共生のまちづくり”**の第一歩ではないでしょうか。

静かに、しかし確かに——スポーツの輪が、あわらから世界へと広がっています。

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