旅館の補助事業と稼働率の視察
あわら市内の旅館の補助事業における現状確認と稼働率の視察を行いました。現状を把握し、さらに効果的な戦略を立てるためには、現場の視察が非常に重要です。また、政策の向上やリスク管理のためには、実態に合ったプランの審査も欠かせません。
湯快リゾートの改修状況
湯快リゾートでは、大浴場とレストランの改修状況を視察しました。
大浴場の改修
大浴場は畳敷きに改修され、安全性と和の雰囲気を兼ね備えています。露天風呂への動線も良好で、視察時には心からのんびりできる空間であると感じました。先月のデータによると、大浴場の利用者数は前年比で20%増加しており、改修の効果が現れているようです。畳敷きの大浴場は特に珍しく、和の要素を取り入れたデザインが非常に印象的でした。
レストランの改修
レストラン「かりんて」は、最大196名が同時に食事を楽しめる大規模な施設です。「かりんて」という名前は地元の言葉で「収穫」を意味し、祭りをモチーフにした提灯が雰囲気を盛り上げてくれます。視察の時には一般のお客様がいない時間帯でしたが、多くの利用客が和やかに食事を楽しんでいる様子が想像できました。提灯の明かりが温かく、食事の時間を特別なものにしてくれると感じました。施設全体が地元の文化や風習を反映しており、訪れる人々にとって特別な体験を提供していると思います。
清風荘のテーマルーム
清風荘では、恐竜をテーマにしたお部屋の改装状況を見学しました。
恐竜テーマルーム
既に2部屋が稼働しており、その人気は非常に高く、予約が取りにくい状況です。改装後の稼働率はどのお部屋も80%を超えているとのことです。特に小さなお子さん連れのお客様には、可愛らしい恐竜のお部屋が大好評です。「この部屋は恐竜好きの息子にとって夢のような場所でした」といったお客様の声もありました。テーマ性のある部屋は、訪れる人々に特別な思い出を作る素晴らしい手段だと感じました。芦原温泉には、清風荘をはじめ、グランディア芳泉など複数の施設に「恐竜」をテーマとしたお部屋が複数ありますので、探してみるのも楽しみの1つです。
実質稼働率とインバウンド需要
芦原温泉の実質稼働率は、対前年比で120％を越える状況が続いています。しかし、インバウンドの需要が今一歩伸びていない状況にあります。これは福井県全体に言えることなのですが、北陸新幹線の開業効果を外国人旅行客にも発信していく必要性があります。私も積極的に海外への発信をし、機会を逃さないようにしていきたいと思います。
今後の計画
視察中には、長谷川旅館などの改修が進行中である様子も確認できました。また、美松さんでは、10月に行われる竜王戦のための大規模改修工事も進んでいます。数年以内には新しい旅館も誕生する計画があり、健康や自然の魅力を活かしたプランが今後ますます充実していくことが予想されます。今後もますます魅力度を増す芦原温泉に注目してください。
進化する芦原温泉に注目
今後も住民、企業、行政、議会が一体となり、魅力溢れるあわら市を築いていきます。益々進化する芦原温泉にぜひご注目ください。最新の改修計画や新たな施設のオープン情報も随時お伝えしていきますので、引き続きご期待ください。
内視察を通じて、芦原温泉の旅館の現状と改修状況を詳しく確認することができました。これからもあわら市の魅力を発信し、皆様に最新情報をお届けしていきます。訪問を希望される方は、各施設の公式サイトや予約方法をご確認の上、計画を立ててください。
