アフレアで開催!「議員と語ろう会」ワークショップ 地域参加の新しい形

「議員と語ろう会」をこの度、ワークショップ形式で実施しました。

このイベントは、地域住民と議員が直接対話することを目的とし、30名を超える参加者を迎えた駅前の賑わい施設「アフレア」で行われました。会場には200インチの大画面を使用し、視覚的な演出を施しました。これは、新しい施設の宣伝としてだけでなく、参加者の皆さんに興味深い体験を提供するための工夫でした。

「議員と語ろう会」では、まず全体会として開始し、その後、参加者を小グループに分け、少人数制のワークショップ形式で進行しました。

ワークショップ 子育て

子育てと特に義務教育に関連するテーマで意義深い討論に参加しました。教育の質、多様性、支援体制についての意見交換は実り多いものでした。宿題の在り方、学校の統廃合、学習指導要領、地域協力体制に至るまで、幅広い課題と解決策についてのアイデアを深く掘り下げました。この中で、あわら市の教育への支援を希望する声が寄せられたことは、非常に心強く感じました。民間や都会での経験を地域の優れた環境に取り入れることで、さらに充実した教育体制を築けると確信しています。教育環境は一朝一夕には成り立たず、その土地の風土が子どもたちを育て、彼らが主役であるべきです。才能を伸ばすことも、誰一人取り残さないことも、教育の大切な役割です。10代、20代の死亡原因の第一位が自殺であるというのは、我々にとって非常に悲しい現実です。

教育環境の整備は重要ですが、何よりも地域で育った子どもたちが幸せであることが最も大切です。このような視点を持つ方々との対話を通じて、あわら市の教育や子育てが、ソフト面でさらに充実し、発展することへの希望が持てました。この場を借りて、参加された皆さまへ感謝の意を表します。保護者、地域住民、教員、行政職員の皆様にも、再度心から感謝申し上げます。

ワークショップ 農商工業、観光

聴覚障害を持つ方々との対話の機会がありました。特に、観光に関する経験に焦点を当てて話を聞くことができました。そこで気づいたのは、観光地の店員や地元の人々との出会い、そしてコミュニケーションの重要性です。インバウンド需要への注目が高まっていますが、手話通訳の同等以上の重要性も感じました。以前、障害者ゴルフに関わった際にも似た感覚を持ちましたが、その重要性を改めて感じました。心でのつながりは、言葉や音を超えるものだと思います。手話通訳者を通じても、表情や笑顔から多くを読み取ることができました。

テクノロジーに依存するのは短絡的です。確かに大切ですが、迎える側の心と思いやりを先に育てることがもっと重要です。しっかりと準備し、適切な対応を心掛ける必要があります。

また、あわら市内の様々な施設との連携についても話を伺いました。現在、観光戦略を見直している最中です。多くの意見を聞き入れ、より強固な観光戦略を策定する必要があります。どの分野が強みで、どこが弱点か、他との比較での優劣を分析し、さらに進化した計画を立てる必要があります。その意見を届ける事こそが議員の役割だと思います。

お礼

今回、ワークショップ形式を採用したのは、住民の声を市政に反映するための試みでした。この形式が効果的かどうかは、参加された住民の皆さんが判断することです。私たち議員としては、このような機会を今後も設け、様々な声を聞き、それを市政に反映させる努力を続けていきたいと思います。

最後に、今回の会に参加された全ての方々に感謝の意を表します。また、至らなかった点があれば、その点についても心からお詫び申し上げます。次回の「議員と語ろう会」は5月に予定しており、また皆さんと一緒に有意義な時間を過ごせることを楽しみにしています。

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