【展示のお知らせ】黒田でんすけさんの木工細工作品、あわら市役所にて展示中です
本日より、あわら市役所正面玄関ホールにて
木工職人・黒田でんすけさん(90歳)による作品展示が始まりました。
黒田さんは笹岡地区在住、道具も技術もすべて我流で独自に磨かれてきた職人さんです。
地域への感謝を込め、日頃から“贈るためだけに作る”という、真心あふれる木工細工を続けておられます。
展示の見どころ
展示の中心には、自然の力によって形成された、非常に珍しい形状の竹が飾られています。
その不思議な造形は、まるで芸術作品のようで、訪れた方の目を惹きつけます。
そのまわりには、黒田さんが一つひとつ丁寧に仕上げた素晴らしい木工細工の数々が並べられています。
木目や色合い、形のひとつひとつに個性があり、手仕事の温もりと美しさを存分に感じていただける内容です。
展示期間・場所
展示期間:令和6年5月12日〜5月31日まで
展示場所:あわら市役所 正面玄関ホール
どなたでもご自由にご覧いただけます。
お近くにお越しの際は、ぜひ足をお運びください。
私から皆さまへ
黒田でんすけさんの「感謝の気持ちをかたちにする」という姿勢に、私は深く感銘を受けました。
この展示にあたっても、その想いを一人でも多くの方に届けたいという気持ちから、微力ながら協力させていただいた次第です。
たまたま黒田さんは、手先が器用で、ものづくりという方法でその想いを表現されています。
けれど、地域にはそれぞれの立場で、「何かのかたちで地域に恩返ししたい」と願っている方が必ずいらっしゃいます。
私も、その一人です。
「感謝の気持ちを持って、地域に貢献する」。
この想いが本物であればあるほど、その行動には深みが宿り、真剣味の度合いも違ってきます。
もしかしたら、黒田さんの中に、私が大切にしたい“原点のような想い”を強く感じ取ったのかもしれません。
この展示を通して、皆さんにもそんな想いの一端に触れていただけたら、とても嬉しく思います。
