市総合防災訓練レポート|北潟地区で学ぶ災害対策と最新技術

本日、市総合防災訓練に参加しました。
訓練は午前8時、地震が発生した想定で開始され、防災無線を通じた呼びかけが行われました。その後、指定された避難所に向かい、参加者全員で点呼を行いました。

9時からは北潟小学校で北潟地区の住民を対象にした総合防災訓練が実施され、会場では多くの学びと気づきを得ることができました。自衛隊による能登半島での救助活動の事例紹介や、ペット同伴避難の取り組み、消防によるドローンを活用した救助のデモンストレーションなどが行われました。また、避難所でのプライバシー確保や快適さを向上させるための工夫として、段ボールベッドや簡易トイレなども展示されており、寒さをしのぐ方法についての説明もありました。

特に印象的だったのは、避難所での人数把握の重要性が改めて強調された点です。受付にはLINEを活用したシステムが設置されており、住民の把握に役立てられていました。一方で、「マイナンバーの普及が進んでいるのに、これを活用しないのはなぜだろう」という疑問も少し感じました。来年からはスマートフォンを使った正式な運用も始まるとのことで、マイナンバーカードの正しい知識の普及と活用が進むことを期待したいところです。

もちろん、防災は「自助」「共助」が基本です。
自治会での助け合いや、自身での備えを改めて見直す大切な時間となりました。災害はいつ起きるか分かりません。だからこそ、日頃からの準備と訓練の積み重ねが、いざという時の命を守る大きな力になるのだと実感しました。

皆さんもぜひ、防災について考えるきっかけにしていただければと思います。

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